DAI-SONの二次創作

二次創作の短編小説を載せていきたいと思います。

マリキンむかしばなし 「沼太郎」

*むかしむかしあるところに、シグキンおじいさんとjackおばあさんが住んでおりました。
シグキン「は?何でjackと一緒に住んでるんだよ死ね!」
jack「スマヌー!」
*シグキンは山へ芝刈りに、jackも山へ芝刈りに
シグキン「付いてくんな死ね!」
jack「よかれと思ってー!」
*jackは渋々川へ洗濯に行きました。すると、上流からどんぶらこ、どんぶらこ、と、ざくろが流れてきました
jack「うわキモ殺そ」
*jackがざくろを家へ持ち帰ると、シグキンは黄金に輝くウイエを抱えて帰っていました。
シグキン「竹から出てきた。持ち帰るのは嫌だったが持ち帰らないと逆に危険だと思った。お前は何でも拾ってくんな」
jack「理不尽」
*シグキンはウイエを月に投げ飛ばすと、ざくろの頭をまっぷたつに割りました。
ざくろ「は?」
ざくろの頭から、なんとグラサンを着けた赤子が出てきました
シグキン「キモ」
ざくろ「割っといて言う?」
jack「沼から産まれた沼太郎」
赤子「嫌なのでバチ太郎と名乗るバチ」
*バチ太郎はイカれた沼夫婦から早く逃れるために急成長し、鬼退治に行くことに決めました。
シグキン「ざくろって案外まともなのかもしれない」
バチ太郎「息子の成長を見た感想がそれバチか……」
jack「早よ鬼ヶ島から金銀財宝奪ってこい。石にするから。」
バチ太郎「懲らしめられるべき悪鬼はどっちバチか…………」
*バチ太郎は不服ながらも、きびだんごを自前でこしらえ、旅に出ました。
jack「稼ぎがでない場合帰ってこなくてよし」
シグキン「jack死ね!(別れの挨拶)」
jack「スマヌー!(煽り)」

*バチ太郎が海へ向かい歩いていると、趣味太郎犬が現れました。
バチ太郎「もしや勝ち確バチか?」
*趣味太郎犬は犬というより見上げ入道でした。
バチ太郎「もしや勝ち確バチか?(2回目)」

*バチ太郎は趣味太郎犬の肩に乗って海をわたり、鬼ヶ島へ辿り着きました。
*趣味太郎犬は鬼ヶ島に向かって言いました。
趣味太郎「入れないから外に出てくれないかな」
*すると、しばらくまたせてから、マリキン鬼がひょっこりと出てきました。
マリキン「なんで俺主人公なのに鬼なの??????????」
*趣味太郎犬はそんな問いかけに応じること無く、適当に指でマリキン鬼を潰してしまいました。
趣味太郎「バチ太郎や、指を伝って下りてくれや。その小さい穴から財宝を運び出してくれ。」
*バチ太郎は何の苦労もなく、鬼の集めた(担保にしていた)金銀財宝を取りだし、せっせと趣味太郎犬の手のひらに放り投げて行きます。
趣味太郎「さて、これを売ってバレンタインチョコでも作るか」
バチ太郎「え?いや、あの……」
*趣味太郎犬は小遣いを握りしめた子供のようにその場を去ってしまいました。
バチ太郎「現地解散かよ……(口癖無視)」

*ハッピー❤バレンタイン

シグキン&jack「は?」